産学官建設技術交流会とは

産学官建設技術交流会は、九州における産業界、大学等、及び行政の関係者がオープンな形で集い、情報交換、意見交換等の活動を通じ、建設分野における新技術の開発、活用、普及の推進並びに産学官で共有する技術課題の克服等に寄与することを目的として設立された組織です。
産学官で協働の事務局を構成し、各機関等からの研究発表や共有する技術課題の意見交換等を中心とした交流会を年4回程度開催しております。

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話題提供

産学官連携によるベンチャー企業の設立 「コンクリート混和材の開発」

 ㈱ゼロテクノの江藤氏は、「産学官連携によるベンチャー企業の設立」をテーマに、 コンクリート混和材の開発を例に話をされました。ベンチャー企業を立ち上げるに至った経緯、ゼロテクノにおける産学官それぞれの役割分担について具体的な説明をされました。

 また、実際にゼロテクノが開発した、コンクリートの耐久性向上のためのコンクリート混和材 CfFA に関する技術情報や、施工実績とその技術評価、今後の展開について具体的な報告がありました。報告ではかなりの効果が認められたとのことです。

 最後に、ベンチャー企業にとって一番の課題は、資金の調達、技術内容を広報伝達する機会の確保であると述べられました。

㈱ゼロテクノ 江藤 光博氏