九州の技術・産業振興に向けた地場技術支援のあり方
今回は,熊本大学大学院教授の大谷順氏をコーディネーターとして,上記テーマに ついて会場を交えた意見交換を行いました。前半では,話題提供していただいた技術
振興支援施策や NETIS 登録技術の事例について,アドバイザーの方々にそれぞれの 立場でご意見をいただき,地場技術を広めてゆくために何をすべきか,社会ニーズへの対応をどのように進め てゆくべきか,九州という地域特性を活かすにはどうすべきかなどについて,会場を交えた活発な意見交換が 行われました。また,後半では少し視野を広げ,九州の建設業界を盛り上げるにはどうすべきかについて,キ ーワードとして情報の共有,目的の共有,活動の共有をあげ,それぞれについてアドバイザーや会場からご意 見をいただきました。最後に,座長からの三つの提言として,1継続的な情報共有システム構築,2土木技術 者についての広報活動,3施設共有について産学官連携,のそれぞれの検討を挙げられました。