産学官建設技術交流会とは

産学官建設技術交流会は、九州における産業界、大学等、及び行政の関係者がオープンな形で集い、情報交換、意見交換等の活動を通じ、建設分野における新技術の開発、活用、普及の推進並びに産学官で共有する技術課題の克服等に寄与することを目的として設立された組織です。
産学官で協働の事務局を構成し、各機関等からの研究発表や共有する技術課題の意見交換等を中心とした交流会を年4回程度開催しております。

産学官建設技術交流会 詳しくはこちらから

Top > 活動情報 > 福岡市の公共施設の維持管理を取り巻く状況とアセットマネジメントの取り組みについて

話題提供

福岡市の公共施設の維持管理を取り巻く状況とアセットマネジメントの取り組みについて

宮本氏はアセットマネジメントに関する福岡市独自の取り組みについて話をされました。福岡市が保有する建物は 611 万 m2 で、道路が 3800km、橋梁は 2000 橋、下水道函渠は6740kmだそうです。道路予算全体は300億程度とピーク時の 3 割程度になっており、補修系が1/10 程度を占めています。橋梁は 26 年以上前に建設されたものが 8 割を占めており、かなり老朽化しているそうです。福岡市には「2011 グランドデザイン」があり、財政局の統括部局で基本方針を作成しアセットマネジメントの予算を統括して配分する方法で推進しているとのことです。今後、サービス価値・環境価値・付加価値の効果を定量化しアセットマネジメントの効果を市民に説明していきたいと考えられています。

福岡市財政局技術監理課 宮本 能久氏