産学官建設技術交流会とは

産学官建設技術交流会は、九州における産業界、大学等、及び行政の関係者がオープンな形で集い、情報交換、意見交換等の活動を通じ、建設分野における新技術の開発、活用、普及の推進並びに産学官で共有する技術課題の克服等に寄与することを目的として設立された組織です。
産学官で協働の事務局を構成し、各機関等からの研究発表や共有する技術課題の意見交換等を中心とした交流会を年4回程度開催しております。

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話題提供

公共土木施設(道路)の 維持管理計画について

長崎県土木部道路維持課長  田﨑 敏昭 氏

 田﨑氏は、長崎県における橋梁、舗装の維持管理計画、道路防災の現状、トンネル点検について紹介されました。橋梁の維持管理では、民間との協働で点検を行い、ボランティアの形で県OBの力も借りて、独自の「橋梁補修・補強マニュアル」に沿った橋梁維持管理システムを構築しているとのことです。舗装の維持管理においては、舗装台帳の他、平成20年度に舗装維持管理システムが構築されています。道路防災事業は策定した道路防災事業計画に基づき今後10年間で集中的な防災対策を進める予定であり、トンネル点検では、学識者を含めた検討委員会による維持管理計画を策定予定だが不確定要素が多く整理する方法を検討している段階とのことです。

長崎県土木部道路維持課長  田﨑 敏昭氏